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コラム「一滴」 2011年6月

5月14日の「しんぶん赤旗」に社会科学研究所所長の不破哲三氏の「科学の目で原発災害を考える」文章が掲載された。不破氏は、一定の年齢以上の人には元共産党委員長と言った方がわかり易い。
その中で彼は「核エネルギーの最初の実用化が核兵器だった」すなわち、原子爆弾の研究であったことと「動力炉も戦争目的で開発された」そのためアメリカの海軍は潜水艦にこの動力炉を積むために超スピードで開発した。この二つの不幸があったと述べている。


彼は使った核燃料の後始末ができないことの危険性を1976年から1980年のスリーマイル事故の時、1981年、1999年の計4回国会で追及している。時の自民党政権はそれに対して「安全」と言い続けてきた。1976年から35年たっても後始末の手が打たれず、原発は「トイレなきマンション」と言われている。


彼は最後に、この原発問題の責任は原発版「ルールなき資本主義」を推進してきた歴代日本政府の責任と言い切っている。これからの問題として「原発からの撤退の戦略的決断」と「安全優先の権限と責任を持った原子力の審査・管理体制」を挙げている。今こそ彼の提言を理解する上で、多くの人に読んで欲しい文章である。不破氏の国会での追及を見てみたいものだ。(山)




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