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コラム「一滴」 2011年10月

メディアの劣化が言われて久しい。私はとくに「テレビの劣化」について論じてみたい。劣化を辞書で引くと「時が経つにつれて品質などが劣ってくること」と書いてある。


最近のテレビ欄をみるとNHK以外の殆どが、ゴールデンタイムにバラエティー番組を放映している。それも同じような面々、同じ芸能プロダクションの芸人ばかり。公共の電波をこんな使い方でいいのかと思うのは私だけではないだろう。


娯楽番組がいけないと言っているのではない。もっと伝えることがあるだろうと思う。梅原司平氏の「拝啓日本」という歌にこんな詩がある。「テレビは相変わらず、知りたくもない事をご丁寧に知らせ、知らせるべきことは教えてもくれません。クイズとネタ切れのスキャンダルばかりです。あなた(日本)何を考えているのかさっぱりわかりません。あなた本当に評判よくないです」と歌っている。15年も前の歌がそのまま今に通ずることに驚かされる。


確かに、東日本大震災、原発報道はされている。しかし「沖縄基地問題」「TPP」「消費税問題」等重要なことは目白押しである。こんなバラエティーばかり見て育つ若者はどんな大人になるのか。テレビを見ないとは言わないが、見るべき番組以外は絶対に見ないようにしたいものだ。




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