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コラム「一滴」 2012年1月

みなさんは、2025年問題という言葉をご存じだろうか。終戦直後のベビーブーム期に生まれた団塊の世代が25年に75歳以上となり、社会保障費が急増すると心配される問題のことである。厚生労働省の推計によれば、25年度の医療費は52兆円で、06年度の約2倍、社会保障費も全体で約1・8倍の162兆円に達するとみられている。


そのため、政府は、社会保障と税の一体改革を進めようとしているが、費用の問題だけでなく、人材の問題も深刻だ。医師だけでなく、すでに看護の崩壊もささやかれている。25年の後期高齢者を支えるには、高校生の10人に一人が看護師にならなければいけないのだそうだ。これまでに、医療・福祉に従事する者の割合が上昇し、10.6%と卸売業、製造業に次ぐ第3位になったというが、それでも、需要が供給を上回る見込みである。


こうした中、今春には、第40期の全日本民医連総会が予定され、貧困と格差、超高齢社会にどう立ち向かうかが大きな論点になる。山梨でも、県連総会が予定され、第4次長計案も進行中である。ともに、どんな方針が提案されるのか楽しみである。


我が身を振り返れば、子育てで奮闘した次には、もう親をどう看取るのかという問題が待っている。さて、今年も、どんな激動の1年となるやら。(早)




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