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コラム「一滴」 2012年4月

作家の高橋源一郎さんが大切にしている議論の原則を紹介します。

<原則1>「批判」は「対案」を抱いて臨むべし。政治的問題を批判する時、単なる批判ではなく、なんらかの「対案」を抱いてからあたるべきです。「××の〇〇という政策は愚か」ではなく「××の〇〇という政策で、△△は評価に値するが、□□は▲▲へ代替すべき」という語法で語るべきです。

<原則2>「対案」は「原理的」「現実的」「応急」「思いつき」のいずれでもよし。

<原則3>「自分の意見」は変わるべし。

<原則4>「対立する相手」の意見にこそ耳をかたむけるべし。もっとも本質的な批判は、対立者からのものです。だから、その意見にこそ耳をかたむけなければなりません。同調者や支持者の意見は、耳に優しいものですが、自分の「対案」を、「よりまし」にする力にはならないからです。

<原則5>「寛容」をもって臨むべし。「対立」する意見を持つ「対立者」を「敵」と考えてはなりません。だから、「非国民」「売国奴」「愚か者」のような言葉を決して使ってはなりません。

現在のメディアは、消費税増税はあたりまえ、どうしたら増税法案を成立させられるか、という視点からしか報道していません。国民の側からの対案を大いに広げていきたいと思います。(高)




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