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コラム「一滴」 2012年10月

少しずつ秋の気配が感じられるようになってきた。季節はずれの「夏休み」には日常を離れて旅行に行く。外国は嫌いではないが外国語は苦手だ。もともと日本人は外来語を取り入れるのが上手だといわれてきたが、最近は外国語をそのまま使うので、苦手意識が強いものには受け付けにくいものも多い。

年齢のせいかもしれないが、横文字が多くなったと感じるようになったのはインフォームドコンセント(*1)あたりからだろうか。最初は違和感のあったEBM(*2)には慣れた。HPH(*3)は幸い最初に「ヘルスプロモーティングホスピタル」とカタカナで覚えたので間違わないが、何度もPHPと言い間違えている人を笑えない。QI(*4)推進事業にいたっては、内容を聞くととてもよさそうなのだが、やることが多い上に「QIって何よ」と思ってしまうので、名前が普及の足を引っ張っているとしか思えない。

慣れない者には上滑りな感じがしてしまう外来語と略語。晩夏、カステラの生地を練りながら、時間がたてば馴染むかなとも思う。

(*1)informed consent=正しい情報を得た・伝えられた上での合意 (*2)EBM=Evidence Based Medicine 根拠に基づいた医療 (*3)HPH=Health Promoting hospitals and services 健康増進活動拠点病院・ネットワーク(*4)QI=Quality Indicator 質指標          (さ)




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