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コラム「一滴」 2012年11月

「脳を創る読書」という本を、タイトルに興味を持ち購入した。「つくる」が「創る」になっているところが「ミソ」であると感じた。読んでみると、私の期待を裏切らない内容であった。

著者の酒井邦嘉氏の専門は言語脳科学および脳機能イメージングとなっている。その中で、印象に残った箇所がある。「読書量が多ければ多いほど、言語能力は鍛えられる。読書は足りない情報を想像力で補って、曖昧なところを解決しながら自分のものにしていく過程」だと言う。だから言語能力が鍛えられるのだと。

逆に少なければ想像力で補おうとする機会が得られないため、読んでも深い理解が得られず、言葉に直接反応するだけに終わってしまうのだろう。小さい時にあまり本を読まずに、想像力が欠如したまま大人になってしまうのは恐ろしいことだと言っている。

自分かってなことをそのまま書いただけでは、相手が時間をかけて読んでくれるはずがない。何事も相手の立場から、自分の文章を読んだらどう受け取るだろうか、という視点で書かないと自分の真意が伝わらないと言う。

本を読み、書くだけでなく何事も想像力が大事なのである。今の政治家をみていると、相手の立場など考えず、ただ自分の立場からの意見しか言わない。これではまともな政治が出来るわけがない。政治家よ本を読め!(山)




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