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コラム「一滴」 2013年2月

ある難病の女の子が作った「強い子」というお話を紹介します。

彼女は生まれる前のある日、神様に呼ばれます。神様の所に行くと、沢山の赤ちゃんが並んで、プレゼントをもらっています。「この町に生まれたい」と言えば、その町に生んでくれ、「お金持ちの家に生まれたい」と言えば、お金持ちの家に生んでくれます。どんな夢もかなえてくれます。

彼女の番になりましたが、彼女は欲しいプレゼントが決まっていません。ふと見ると、神様の後ろに「重い病気」というプレゼントがあるのを見つけます。「これは誰がもらえるの」と聞くと、神様は「これがもらえるのは一番強い子だよ。このプレゼントをもらった子は生きている間ずっと苦しむことになるから」と。

その時、彼女は思ったのです。「自分以外の子がこのプレゼントをもらって生まれてきたとしたら、その子に会った時につらい気持ちになるだろうな」。彼女はお願いしました。「私が一番強い子よ。他の子にはあげないで。私なら耐えてみせる。他の子が苦しむのは絶対に嫌だから。そのプレゼントは私に下さい」。

すると神様は「君が一番強い子だね。ならば、あげよう。君が来るのを、ずっと待っていたよ」と彼女に伝えました。

全ての人に、生まれてきた理由があります。(早)




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