後期研修

SENIOR RESIDENT

共立グループ後期研修の概要

無差別平等の医療・福祉を実現するため
地域のひとびとや医療・福祉機関と連携し
いつでも誰にでも安全安心な医療を目指す医師の養成

「貧富の差によって生命の尊さが差別されてはならない」を基本に、地域のひとびとや医療・福祉機関と連携し、いつでも誰にでも安全安心な医療の実現に寄与する医師養成を目指しています。
山梨県中北地域の急性期医療と地域医療を担っている甲府共立病院を基幹施設として、山梨県中北医療圏・近隣医療圏にある連携施設・特別連携施設での専門研修を行い、介護分野との連携も経験しながら中北医療圏で求められる地域医療を実践できる医師を養成するとともに、国民の健康・福祉に貢献することを第一の目的としています。

後期研修プログラム

  • 甲府共立病院
    内科専門
    研修プログラム
  • 甲府共立病院群
    総合診療
    専門
    研修プログラム
  • モラトリアム
    コース

標準的かつ全人的な内科的医療の実践に必要な知識と技能を習得するプログラム

初期臨床研修を修了した内科専攻医は、本プログラム専門研修施設群での3年間(基幹施設2年間+連携・特別連携施設1年間)に豊富な臨床経験を持つ指導医の適切な指導の下で、内科専門医制度研修カリキュラムに定められた内科領域全般にわたる研修を通じて、標準的かつ全人的な内科的医療の実践に必要な知識と技能を習得する。

基幹施設としての役割

甲府共立病院は山梨県内唯一の内科教育病院です。内科医育成に力を入れ、1997年に教育関連病院に認定、2005年に内科教育病院に認定されました。後期研修委員会を中心に重層的なフィードバックを行いサポートすることで、将来の医師像の模索に寄り添いながら、医師像にあわせた研修を指導医とともに作り上げています。

① 基本コース

将来像にあわせたローテートができること、少人数のため多くの症例や手技を経験できるのが特徴です。
基本的なコースとしては専攻医1年目は総合診療病棟で初期研修医の指導を行います。2年目は循環器や消化器など内科の各科ローテートを行い、3年目に甲府共立病院外で研修という形になります。

② サブスペシャル重点コース(循環器内科、消化器内科医)

サブスペシャルを重点的に行うコースもあります。この場合、3年目にサブスペシャルを重点的に行う期間を設ける形になります。
とくに循環器内科、消化器内科医の養成に力をいれています。

甲府共立病院
内科専門研修プログラム詳細
後期研修医 募集要項

2008年に山梨県で初めて日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門研修プログラムに認定 総合診療病棟も立ち上げ

今まで3名の家庭医療専門医を輩出し、家庭医の養成に努めてきました。当プログラムには地域の第一線で地域を診る力を持った医師を育ててきたという歴史と山梨県の家庭医療・総合診療を牽引してきた実績があります。今後も当プログラムが持つフィールドを生かし、家庭医・総合診療医を育てていきます。2010年に山梨県で初めて総合診療病棟を立ち上げました。総合診療病棟では、臓器別でない総合的な診療を行い、患者さんの抱えるさまざまな問題に、多職種で総合的にアプローチしています。また、初期・後期研修医の教育病棟としても機能し、多彩なカンファレンスを開催しています。

山梨県の広範囲にわたる多彩なフィールドがポイントで教育診療所もあるのも強み

当プログラムには、急性期病院、療養病棟や回復期リハビリテーション病棟を持つ中小病院、診療所など、さまざまなフィールドがあります。専攻医は、各フィールドでの診療を経験できるとともに、救急・外来、病棟、在宅と、継続して患者さんに関わっていくことができます。また、山梨県立中央病院(救急、皮膚科、泌尿器、緩和ケア)、山梨大学医学部(社会医学)とも連携しています。

充実した指導体制

3名の家庭医療専門医のほかに、プログラム全体で日本プライマリ・ケア連合学会認定医が6名在籍しています。現場での経験を基盤とした家庭医療専門医に必要な総合的な知識・技術・態度を指導します。また、ポートフォリオ作成の指導も責任をもって行います。また、家庭医療プログラムの専攻医は家庭医部会に所属し、定期的に振り返りや学習会、合宿を行い、家庭医療に対する理解を深めます。

サブスペシャルティ領域 新・家庭医医療専門医取得可能

ローテーション例 ①

ローテーション例 ② 

甲府共立病院群総合診療
専門研修プログラム
後期研修医 募集要項

専門科を迷っている方向けのコース 通常1~2年のコース

初期研修終了後に必ずしも専門とする領域を決めず、さらに深めたい領域や総合的な力量を身につけることを目的とした病院内独自の研修のことで、それぞれの研修医の希望に沿ったスケジュールを組むことができます。本格的な専門研修を始めるまでに土台となる内科的な力を身に付け、また自分の専門科を改めて検討できるため、将来専門とする科を決めかねている先生や、専門に進む前に初期研修で身に着けられなかった部分を補いたいという方向けのコースです。

モラトリアムコースでできること

  • 救急外来研修
  • 一般内科外来研修
  • 訪問診療
  • 内視鏡、エコー研修
  • 内科研修(循環器、消化器、腎臓など)
  • その他希望する専門家での研修(数ヶ月あるいは週1回など)

後期研修医 募集要項

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