山梨民医連第5期平和学校
最終講座 沖縄フィールドワーク
“もうひとつの沖縄”と向き合った4日間 仲間に伝え、平和のために行動したい
第5期平和学校は、最終講座として、5月23日から4日間、沖縄研修を実施しました。沖縄戦の歴史や米軍基地の実態、基地を抱える地域住民のたたかいなどに触れ、戦争の悲惨さと平和の尊さを肌で感じた4日間となりました。
現地では沖縄民医連の山田義勝事務局次長に、沖縄の歴史や米軍基地の実態についてガイドして頂きました。
バスで那覇空港を出発してすぐに、山田さんの説明がはじまりました。那覇空港は軍民共用の空港で、私たちの乗ってきた飛行機は一番危険な空域、米軍や自衛隊機の空域の狭間を通過してきたと聞き、知らないって怖いと思いました。
沖縄戦は、米軍を沖縄にくぎづけにし、本土決戦の準備をするための時間稼の場となり、大勢の兵士や民間人が犠牲になりました。その戦時中、南風原陸軍病院壕や糸数アブチガマで、いのちがけの医療活動を行っていた軍医や看護師、ひめゆり学徒の方々の様子を知りました。ひめゆり資料館では、元学徒の方のお話を聴くことができ、実相を肌で体験することができました。

糸数壕で山田さんの説明を熱心に聴く受講生
いま、普天間基地の移設先をめぐり、嘉手納基地統合案がでています。今回、この2つの米軍基地を見学しました。普天間、嘉手納基地の回りには、住宅が密集しており、住民の方たちは米軍機の爆音と米兵による事件に巻き込まれています。嘉手納基地では、米軍機の着陸寸前で離陸する訓練タッチ&ゴーが行われており、凄まじい爆音を体験しました。また、高江東村の住民による「ヘリパッド建設反対」のたたかい、普天間基地を名護市の辺野古に移設させない座り込み行動に参加しました。地元の方から、沖縄の素晴らしい自然、海や山、植物や動物が犠牲になることは絶対にさせたくない、「これは未来に向けての私たちの歴史的任務」という思いを伝えて頂きました。

嘉数高台で普天間基地を見渡しました

辺野古海岸。フェンスの向こうは米軍キャンプシュワブ基地
4日間の研修で受講生たちは、1日ごとにまとめと感想をだしあい、「観光では絶対に見えない沖縄を見ることができた」「この現状をみんなに伝えたい」「沖縄で学んだからには何か行動していきた」など、これからの活動も含めた前向きな感想がたくさん出されました。今後、受講生8人は、沖縄研修をふくめた1年間のまとめをおこない、7月30日開催予定の「山梨民医連平和のつどい」で発表します。
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