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山梨民医連第15回定期総会 2011年度方針を決定

実践する集団形成、後継者の確保と養成が課題

5月15日に開催した第15回県連総会は、今年度の活動方針と予算を全会一致で決定し、震災復興支援と防災・福祉のまちづくりに取り組もうとの特別決議と5本の総会スローガンを採択しました。また、175人の永年勤続職員を表彰しました。友の会の石川昇会長、小越智子県会議員が来賓として挨拶、宮城民医連からは震災支援の御礼を兼ねた連帯メッセージが寄せられ紹介されました。

開会挨拶・会長挨拶
田中栄美子副会長は開会挨拶で、この間の震災支援活動にふれ、「自分たちのことはさて置いても、困難な状況に置かれた方たちを支援しようと行動できる集団。自分もその一員であることを誇りに思う」と述べ、今後の支援継続を訴えました。同時に、「震災でなくても生活が困難な人が増えている」として、医療・福祉の充実に向けた奮闘を呼びかけました。
飯塚譲会長は、震災で犠牲になった方への黙祷のあと、民医連の全国的な震災支援は「最も困難な人たちに寄り添うという理念の実践だった」と指摘。その理念が昨年山梨では無料低額診療という形で発揮されたと述べ、これらの実践に確信を持ち、今後の指針をつくりあげる総会にしてほしいと期待を表明しました。


今総会への期待を語る飯塚会長

 

来賓挨拶
山梨健康友の会の石川昇会長は、友の会ができて今年で50年目になることにふれ、これまでの歴史に確信をもちながら、安心して住み続けられる地域づくりと、民医連事業所の経営を守る運動を展開していく決意を表明しました。
小越智子県会議員は、4月の選挙で再選を果たしたことをあらためて報告し、医療・福祉の充実など、二期目の抱負を語りました。また、今後も議会に医療や介護の要求を届けてほしいと、民医連への期待を表明しました。


石川昇友の会会長

小越智子県会議員

分散会
午後は6つの分散会で討論が行われました。この一年間のそれぞれの奮闘が交流され、総会方針を積極的に支持し補強する発言が出される一方で、それを実践する体制や、人づくり、集団づくりに多くの職場、職種が苦労している状況も語られました。医師不足を心配する意見も相次ぎ、後継者の確保と養成、民医連職員としての成長の課題が浮き彫りになりました。

分散会では活発な討論がおこなわれた

全体会
全体会での発言は次のとおりです。

東日本大震災支援報告
無料低額診療の実践と課題
4次長計委員会の報告
「山梨の地域医療を担う医師養成を考える研究会」の取り組み
医師確保活動の現状と課題
共立高看の到達点と課題
新たに発足したリハ委員会の意義と役割
やまなし勤労者福祉会の事業再編
「とのうえ」開所8ヶ月間の経験
巨摩高専賃建設の報告
看学生委員会の成果と専任としての抱負
薬学生対策の前進と課題
どれも、議案を前向きに受け止め深めるものとなりました。

 

参加者の感想から

▽山梨民医連の団結力を実感した1日だった。何を目指しどう努力すべきなのか、もう1度メンバーに伝え、実践していきたい。▽震災支援報告のDVDを観て心が震えた。「最も困難なところに民医連あり」。民医連の職員でよかったと思える総会だった。▽それぞれの職場の大変な状況や、今後の方針など聞く中で、皆想いは同じ方向に向いていると実感した。▽初めての参加。分散会では、様々な職場、職種の方と討論が出来、全体の状況を知ることが出来た。▽参加者全員が自らの職場に立脚した視点で、方針に団結して頑張る姿勢が示された。困難は次々に出現するが、若い力に依拠し、活動を地道に積み重ねる事で必ず前進を勝ち取れる事に確信を持てた。▽新人をどう育てていくか、それを育てる中堅の育成も各職種から意見が出され、看護師だけでなく全体の問題であることが分かった。▽分散会において各職種から出た意見一つ一つが今年度民医連の進むべき方向性となっていくと思った。今日、話し合われた内容を職場に持ち帰り共有していきたい。




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