ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

いのちをみる-2014

病いのちをみる院の特徴山梨勤労者医療協会は、山梨県内に病院をはじめとする多くの施設を擁する医療機関です。職員数は1200人を越し、予防から治療、そして在宅ケアまでの保健・医療・介護・福祉に渡る総合的な活動をしています。私たちは多くの患者さんと接する中で、3つの〝みる〟を大切にしています。まず、治療・療養するための〝診る〟、そして手をさしのべ見守っていくための〝看る〟。最後に、患者さんとしっかり対話していくための〝見る〟。それは、いのちはみな平等だと考え、一人ひとりの患者さんと真剣に向き合うため。──誰もが平等に受けられる医療をめざして──私たちは地域の人たちと共に進んでいきます。看護理念1.私たちは「貧富の差でいのちが差別されてはならない」という、創設時の精神を原点に活動します。2.私たちは民医連の看護実践の歴史と伝統を守り、さらに発展させます。1)患者さんが安全で、安心して療養できるよう、看護の質の向上に努めます。2)患者さんの立場に立った看護をめざします。3)患者さんの人権を尊重した看護をめざします。4)患者さんや地域の人々とともに住みよい街づくりをすすめ、医療・福祉制度の充実をめざします。3.私たちは医療に携わるものとして、人々のいのちを奪う戦争政策に反対し、平和を守る運動をすすめます。2003年12月山梨民医連・看護委員会看護部長あいさつムービーを見る山梨勤労者医療協会看護部長田中久世私たちの法人山梨勤労者医療協会は、「いのちの平等」の理念をかかげ、1955年に甲府駅前の小さな診療所から出発しました。現在では、1200人を越す職員が働き、甲府共立病院、巨摩共立病院、石和共立病院、診療所、看護師養成機関、訪問看護ステーションなどの在宅分野まで大きく活動を広げてきました。私たちは、年間400~500人の命の誕生にかかわり、病気に立ち向かう人を支え、死をみとり、地域の住民・患者さんやご家族とともに歩んできました。医師も看護師もリハスタッフも事務職も、多職種が対等に話し合い支えあえる風土が私たちの誇りです。若い皆さんの「困っている人の役に立ちたい」という思いを、私たちの医療チームの一員として実現できますよう、心から願い期待しています。2