▼本文へ
▼総合メニューへ

後期研修

「新専門医制度」対応 - 後期研修プログラム

senior doctor in training | Yamanashi Min-iren

後期研修2 > 基幹施設 > 甲府共立病院群総合診療専門研修プログラム

甲府共立病院群総合診療専門研修プログラム

研修プログラムの特徴 研修プログラムの内容

総合診療専門研修プログラム

詳細はPDFをご覧ください >>総合診療プログラムPDF

『専門研修プログラム』は、一次審査を通過したものであり、まだ二次審査を踏まえて修正・変更があることをご承知おきください


1.研修プログラムの特徴

 

1.山梨県初の家庭医療研修施設

当プログラムは、2008年に山梨県で初めて日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門研修プログラムに認定されました。今まで3名の家庭医療専門医を輩出し、家庭医の養成に努めてきました。当プログラムには地域の第一線で地域を診る力を持った医師を育ててきたという歴史と山梨県の家庭医療・総合診療を牽引してきた実績があります。今後も当プログラムが持つフィールドを生かし、家庭医・総合診療医を育てていきます。

 

 臓器別専門医との比較
 家庭医・総合診療専門医  臓器別専門医 houmon
 特定の個人・家族・地域の
 →〇〇さん、〇〇さんち、〇〇地域
 特定の疾患を持つ患者の

すべてに
→健康問題全般に  
 年齢性別を問わず  
 病気であるかどうかにかかわらず

   特定の疾患に
 継続的に
 →ライフコースに沿って
   特定の問題が生じたときに

かかわる
→相談にのる、問題解決を試みる、  
 診断・治療する、紹介する

 診断・治療する

 

 

2.山梨県初の総合診療病棟

甲府共立病院は、2010年に山梨県で初めて総合診療病棟を立ち上げました。総合診療病棟では、臓器別でない総合的な診療を行い、患者さんの抱えるさまざまな問題に、多職種で総合的にアプローチしています。また、初期・後期研修医の教育病棟としても機能し、多彩なカンファレンスを開催しています。

平成27年4月から9月までの6か月間に、総合診療病棟に入院した患者を疾患別にまとめました。

腎臓内科医と神経内科医がいるので腎臓疾患が多いですが、各疾患を幅広く経験できることがわかります。

sougou-shinryo

 

sougou-pic 2017sougoushinryou_re

 

 

3.充実した指導体制

3名の家庭医療専門医のほかに、プログラム全体で日本プライマリ・ケア連合学会認定医が6名在籍しています。現場での経験を基盤とした家庭医療専門医に必要な総合的な知識・技術・態度を指導します。また、ポートフォリオ作成の指導も責任をもって行います。また、家庭医療プログラムの専攻医は家庭医部会に所属し、定期的に振り返りや学習会、合宿を行い、家庭医療に対する理解を深めます。

家庭医療専門医
kouki-katei-pic005_re kouki-katei-pic006_re kouki-katei-pic007_re

遠藤武男Dr
(巨摩共立病院)
2011年専門医取得

志村直子Dr
(甲府共立病院)
2013年専門医取得
プログラム統括責任者

白井章太Dr
(武川診療所)
2015年専門医取得

 

家庭医療部会合宿IN下部温泉 2016
kouki-katei-pic008 のコピー 2_re kouki-katei-pic009_re

 

家庭医療部会合宿
第1回  2010年1月  ワークショップ①生物心理社会的アプローチ  神の湯温泉
 特別報告:水俣病検診報告
第2回  2010年7月  ワークショップ①禁煙支援・禁煙治療  八田温泉
 湧暇李の里・樹園
 ワークショップ②行動変容
第3回  2011年3月  ワークショップ①患者中心の医療とは?  積翠寺温泉
 要害
 ワークショップ②脱水時の患者指導
 特別報告:東日本大震災医療支援報告
第4回  2012年1月  ワークショップ①高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン  湯村温泉
 明治
 ワークショップ②高齢者総合評価
第5回  2013年4月  ワークショップ①家庭志向型のケア  おいいしい学校
 香りの湯
 ワークショップ②地域ヘルスプロモーション
第6回  2014年9月  ワークショップ①QI(診療の質改善)  芦安温泉
 岩園館
 ワークショップ②IPE(多職種連携教育)
第7回  2016年3月  ワークショップ①Advance care planning  下部温泉
 不二ホテル
 ワークショップ②Chronic care model
第8回  2017年4月  ワークショップ①禁煙外来と行動変容  十谷温泉郷
 山の湯
 ワークショップ②患者中心の医療
第9回 2018年3月 ワークショップ①BPS(生物心理社会)モデルを用いた困難事例へのアプローチ  岩下温泉旅館
ワークショップ②SDH(健康の社会的決定要因)を見落とさない問診を考える

 

4.多彩なフィールド

当プログラムには、急性期病院、療養病棟や回復期リハビリテーション病棟を持つ中小病院、診療所など、さまざまなフィールドがあります。専攻医は、各フィールドでの診療を経験できるとともに、救急・外来、病棟、在宅と、継続して患者さんに関わっていくことができます。また、山梨県立中央病院(救急、皮膚科、泌尿器、緩和ケア)、山梨大学医学部(社会医学)とも連携しています。

 

2.研修プログラムの内容

研修目標

【一般目標(GIO)】
地域において質の高いプライマリケアを提供し、地域の人々の健康を増進するための幅広い知識・技能・態度を習得する。

【行動目標(SBOs)】
①外来や病棟において、よくみられる健康問題に対して、EBMに基づいた適切な診断・治療・管理・教育を行うこと ができる。 
②患者の問題を心理、社会、家族、地域などの脈絡の中で考え、良好な医師患者関係を築き、患者中心の医療 を実践することができる。 
③診療において健康増進・疾病予防の視点をもつことができる。 
④地域の特性や資源を知り、地域のニーズに応えた医療を実践することができる。 
⑤医療・介護に関わる他のスタッフとチーム医療が実践できる。 
⑥診療所や病院の経営・管理を考慮して、診療を行うことができる。 
⑦他の医療機関や専門医と連携がとれ、適切にコンサルトできる。 
⑧生涯学習を継続できる。 
⑨自己の研究課題について研究を深め、学会発表を行う。 
⑩研修医や他職種の教育を行うことができる。

 

研修場所と内容について

 

(1) 総合診療専門研修

総合診療専門研修Ⅰ:巨摩共立病院、石和共立病院、武川診療所、御坂共立診療所 6~12ヶ月
総合診療専門研修Ⅱ:甲府共立病院 6~12 ヶ月
合計で 18ヶ月の研修を行います。

 

(2) 必須領域別研修

甲府共立病院:内科12ヶ月、小児科3ヶ月の研修を行います。
救急科は甲府共立病院にて3ヶ月行ないます。
また、山梨県立中央病院救急科を選択することも可能です。

 

(3) その他の領域別研修

甲府共立病院:外科・整形外科・産婦人科・精神科・耳鼻咽 喉科・眼科
石和共立病院:リハビリテーション科
山梨県立中央病院:皮膚科・泌尿器科・緩和ケア
山梨大学社会医学講座:社会医学
合計6ヶ月の範囲で専攻医の意向を踏まえて決定します。

 

(4)ローテーション例

本研修プログラム の施設群によるローテーション例を示します。

ローテーション例 ①
1年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 甲府共立病院
内 科
2年目 甲府共立病院
総合診療専門研修Ⅱ 小児科 救急科
3年目 武川診療所
総合診療専門研修Ⅰ

 

ローテーション例 ②
1年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年目 甲府共立病院
内 科
2年目 甲府共立病院
総合診療専門研修Ⅱ
3年目 武川診療所 甲府共立病院 甲府共立病院
総合診療専門研修Ⅰ 小児科 救 急

 

白井医師写真_re

 

(5)評価方法

甲府共立病院後期研修委員会と家庭医部会によってサポートと評価を受けます。 後期研修委員会は各科の後期研修医・指導医が1ヶ月に1度集まり、研修医による自己評価と、指導医による 評価を行います。 家庭医部会は1ヶ月に2回開催し、研修の到達度や課題について話し合い、評価を行います。

image19.jpeg_re

 

(6)認定医・専門医の取得について

3年間のプログラム終了後、総合診療専門医の受験資格が得られます。募集人数: 2名