▼本文へ
▼総合メニューへ

医師希望の方

HOME > 希望職種 > 医師希望の方 > 実習内容 > 先輩医師から

先輩医師から

先輩医師から

『大学教育だけでは学べないことを、学外の実習で学んでほしい。』

佐藤琢也医師 
(2000年山梨医科大学(現山梨大学医学部)卒業、甲府共立病院精神科医師)

僕がはじめて実習をしたのは2年生の時でした。とりあえず白衣を着て病院を歩くこと自体が楽しかったのですが、基礎医学しか学んでいなかったので、他職種の実習をメインに行いました。具体的には、栄養科で給食をつくったり食器を洗ったり、事務で受付をしたり、デイケアで介助をしたり、訪問看護師と一緒に在宅で患者さんの髪の毛を洗ったり、ソーシャルワーカーについて困っている人の相談を聞いたりしたのが、印象に残っています。
最後は6年生の時に、就職するかどうかも視野に入れて病棟での実習をしました。そのときには指導医のもとで患者さんを1名受け持ちました。50歳代の女性で腎盂腎炎でした。高熱の出ていた入院時から毎日診察をさせてもらい、抗生剤の点滴で軽快し、約1週間で退院されました。最後に「毎日一生懸命みてくれて、ありがとう」とお金を渡されましたが、丁寧にお礼を言って、お金は断りました。
医学部入学後、早期に臨床を体験することや、指導医のもとで患者さんの診療にあたる実習は、それぞれEarly Clinical ExposureやClinical clerkshipといわれ、優れた学習効果があることがわかっています。往診や訪問看護などの在宅医療分野や、ありふれた病気の診療などもなかなか大学教育だけでは学べません。学外の実習を、医学部のみなさんにお勧めします。

『患者さんを家に帰すため他職種と一緒に取り組むチーム医療に感動!』

加藤昌子医師 
(2002年山梨医科大学(現山梨大学医学部)卒業、御坂共立診療所所長)

私が初めて民医連で実習をしたのは3年生の夏休み、リハ医師についての実習でした。機能回復だけでなく、その患者さんの生活背景を考えてどのような状態で家に帰したらよいか、他職種含めて検討していく医療に感動を覚えました。そして今自分がその現場で働き、多種多様な疾患の治療、様々な生活背景に悪戦苦闘しながら取り組んでいます。そして今までとは逆の立場で何人かの実習生の指導も担当し、生の医療現場を体験してもらいました。
これからの進路がどこであろうとも、大学では見られない疾患・医療を経験することは自分のやりたい医療を考える上でもとても貴重な体験になると思います。そして各学年ごとに実習の方法も考え、違った見方ができるような実習作りができるよう努力しています。もちろん、医局の雰囲気をちょっと見てみようというだけでも結構です。気軽な気持ちで一度足を運んでみませんか。