婦人科の病気についてはおもに以下の内容を行なっております
婦人科癌検診
避妊相談(ピル処方、子宮内避妊器具装着など)
良性腫瘍(卵巣腫瘍、子宮筋腫など)の手術
不妊症
性行為感染症
更年期障害
こんな症状は…
出血(ピンク、赤、褐色のおりもの)
子宮癌…性交後、また閉経してしばらく経ってからの出血は要注意です。
萎縮性腟炎…女性ホルモンが少なくなることによって、膣の粘膜が萎縮するため、物理的な刺激に弱くなります。手などでいえば、しもやけのような状態になって、出血をします。
頸管ポリープ…子宮の入り口の部分に出来るポリープは血管がたくさん入り込んでいて、やわらかいため、ちょっとしたことで出血します。大部分は良性で、外来で比較的簡単にとることができます。
陰部のかゆみ
カンジダ腟炎…かゆみがあって、薬局で売っている軟こうでなかなか治らない場合、カンジダによる可能性が考えられます。腟錠と軟こうで治療します。
細菌性腟炎…臭いのあるおりものを伴うことが多いでしょう。腟錠と軟こうで治療します
トリコモナス腟炎…激しいかゆみを伴います。飲み薬と腟錠で治療します。
パートナーの方も同時に治療が必要です。
陰部の痛み
萎縮性腟炎…痛みをともなうこともあります。
陰部ヘルペス…やけるような激しい痛みをともないます。水疱や、えぐれたような潰瘍(かいよう)をつくります。飲み薬と軟膏、場合によっては点滴で治療します。
バルトリン腺膿瘍…陰部がはれて、熱をもっているような感じです。バルトリン腺という、粘液をだす腺の出口がつまって、ばい菌が繁殖し、膿(うみ)をためた状態です。針を刺して膿をとり、抗生物質の飲み薬をのんで治療します。
下腹部痛・下腹部違和感・腰痛
子宮筋腫…生理の時の出血が多い、生理痛がひどいなどの症状を伴うことがあります。内診と超音波で診断します。
子宮内膜症…生理の時の出血が多い、生理痛がひどいなどの症状を伴うことがあります。不妊症の原因になることもあります。
卵巣腫瘍…内診と超音波で診断します。ねじれることがあり、その場合、急激な腹痛を生じます。
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