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学生の「気づきによる学び」に最大の価値を!目黒悟氏講演(実習指導者研修会8/27)

毎年行っている共立病院の実習指導者研修会を今年も開催!共立高等看護学院の主な臨地実習場の実習指導者さんの方々と本学の教員が、学生さんがより学びやすく成長できる臨地実習と指導のあり方を話し合いました。(8月27日本学講堂)

甲府共立、巨摩共立、石和共立の3病院から12名、教員9名が参加。午前中は目黒悟氏の講演を聞き、午後はグループに分かれて実習指導の更なる向上を目指して話し合いました。
講演では、「学ぶこと」と「看護を実践すること」の関係を知識、フィードフォワード、看護の一回性、相互性の場をキーワードに話されました。また、何が看護で何がそうでないのかを明確にする為に看護観を構築すること、内面に起きる促しが看護実践を高めること、学ぶことの本質は自らの経験の意味付けであること等の視点を提示されました。「看護」と「教育」の同形性に触れて、教えるということが相手を自分の思い通りに変えることではないことを調教との違いを例に述べられました。学生の学びを支援するために看護教育者には「教材化」の力が求められていると述べ以下の点を強調されました。
・学生の中の「方向」の了解  
・今、学生に経験されている事実の重視  
・学生の実践で起きていることの対象化の支援  
・最大の価値を「気づきによる学び」に置くこと 
・看護とそうでないものを学生自身が気付く支援であること 
・教える人自身の中の「気づき」「気がかり」を「手がかり」にすること

*目黒悟氏
藤沢市教育文化センター主任研究員。著書『看護教育を創る授業デザイン-教えることの基本となるもの』『看護教育を拓く授業リフレクションー教える人の学びと成長』他

講演「臨地実習における教材化」目黒悟講師

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